全身オートラジオグラフィによる放射性ヨウ素標識コバルト–ブレオマイシンの担がん動物における体内分布の研究

RADIOISOTOPES 66 巻 (2017) 8 号より、ライフサイエンス分野、医学分野等に関連する記事をご紹介いたします。

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著者:安東 醇, 安東 逸子, 須田 博文, 西本 一幸, 亀井 信太郎, 小阪 淳, 西山 佳宏, 山本 由佳, 黒田 昌宏, 金澤 右

抄録:コバルト–ブレオマイシンは腫瘍に多く取り込まれるので,この化合物は化学的に修飾するための出発物質に適している。我々は既に,3-125I–コバルト–ブレオマイシンの合成とこの化合物の担がん動物における体内分布を報告した。今回の研究で,3-125I–コバルト–ブレオマイシンが腫瘍(背,大腿皮下,首),腎臓,肝臓,糞に多く集積することが全身オートラジオグラムによって示された。この化合物の腫瘍親和性が全身オートラジオグラムによって証明された。