悪性腫瘍の骨転移病巣に対する局所外部放射線照射に伴う骨髄抑制の影響

RADIOISOTOPES 62 巻 (2013) 9 号より、ライフサイエンス分野、医学分野等に関連する記事をご紹介いたします。

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著者:西山 典明, 鈴木 恵士郎, 藤野 賢治, 西岡 健太郎, 沖本 智昭, 西尾 正道

抄録:骨転移病巣への局所外部放射線照射を行った49例を対象に骨髄機能への影響を検討した。血小板は暫減し,照射前値に対する百分率の平均は終了後12週間で88.0%であった。リンパ球は照射開始後2週間で74.3%へ低下したが,照射終了12週間で照射前値に復した。リンパ球低下率と照射面積及び照射前リンパ球数との間に弱い負の相関がみられた。他の血球を含め問題となる検査値の悪化はなく,局所外照射により重篤又は長期の骨髄抑制は生じないと考えられた。