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下限数量以下の放射性試薬を使用するための注意事項

下限数量以下の放射性試薬(以下、RIとする。)を使用する場合は、放射性同位元素等の規制に関する法律(以下、RI規制法とする。)の規制対象外ですが、放射性物質としての特性を有しているので、下記の点に注意して取り扱ってください。なお、ご不明な点につきましては、下記お問合せ先までご連絡をお願いいたします。

 

事業所の責任

・事業所は、RI管理責任者を選任し、事業所内のRIの管理を行うこと。
・事業所は使用者以外の従業員にもRIを下限数量以下で使用することに関して説明する機会をもち、十分理解を得ること。

 

RI管理責任者の責任

・RI管理責任者は、下記の通り事業所全体のRIを管理すること。
-事業所内におけるRIの総数量(使用する数量、保管している数量、汚染物に付着している数量を含む)が下限数量を超えないこと。(事業所とは同一の者が事業を営む地理的に一体な場所を言います。)
-複数の核種を使用する場合は、下限数量に対する割合の総和が1以下となること。(総和が1を超えると、RI規制法の使用の許可が必要です。核種ごとに規制下限値が決まっていますので、核種ごとに計算して適切に管理してください。)

・RI管理責任者は、使用者がRI管理責任者の指示に従い、定められた目的以外には使用しないように管理すること。

 

発注・受入・使用

・RIの注文は全てRI管理責任者から行うこと。(それ以外の方からご注文はお受けいたしません。ご注文の際は当協会所定の「下限数量以下RI注文書」にて、FAXでお送りください。)
・RIの受入先(現品送付先)は1事業所につき1箇所に限定すること。(使用者のご希望でも指定場所以外へのお届けはできません。)
・RIはRI管理責任者の責任において適切な場所で使用すること。
・RIは第三者に転売及び譲渡をしないこと。
・事業所内に保有する数量が下限数量を超えるおそれがある場合は、購入を控え、廃棄を行うなど事業所内の総数量を減らす措置をとること。(総数量が下限数量を超える場合は、RIの販売を行いません。)

 

記帳・記録

・RI管理責任者は、事業所内の総数量が下限数量以下であることが把握できるよう、RIの受入、払出、保管、使用、廃棄の状況を記録した帳簿を作成し保管すること。

 

教 育

・RI管理責任者は、使用者に対して教育訓練を実施し「使用許可を取得することなく非密封RIを下限数量以下で使用するための注意事項」の徹底を図ること。
・教育訓練は、RIの使用前及び必要に応じて適宜実施すること。

 

取扱上の注意

・RIの紛失、盗難等がないよう、使用していないRIは鍵のかかる保管庫に保管するなど適切に管理すること。
・RIを使用する場所では、飲食、喫煙等の、放射性物質を体内に摂取するおそれが生じるような行為はしないように徹底すること。

・RIを使用する場合、次のことを励行し、安全に取り扱うこと。
-RIは汚染を生じさせやすいので、実験台等にはポリエチレンろ紙及びトレイ等を使用して取扱う。
-揮発性の高い(飛散しやすい)RIを取扱う場合は、フード等を活用し更に防護マスクを使用する。
-皮膚からの侵入(吸収)を防ぐため手袋、腕カバー、専用の作業着等を使用する。
-口からの摂取を防ぐため、口による実験操作は行わない。
-RIを含んだ廃液を排水する場合は、水と共に排水する。
-使用後は手洗いを励行する。

・上記の他、「よくわかる放射線・アイソトープの安全取扱い-現場必備!教育訓練テキスト-」日本アイソトープ協会編集・発行)の第3章安全取扱いの実際(1 密封されていないRIの安全取扱い等)を参考にするなど、安全取扱に留意すること。

 

廃棄物の取扱い

・外容器(バイアル瓶等が入っていた容器等)の放射能マーク、ダンボール箱の表示等、放射能に関するラベル類は、廃棄する際に全て削除(消去)されている事を確認すること。

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